今回製作した製品はSUS304アングルの未研材を加工して製作を行いました。
アングルの角度切りの連続でした。
なかでも加工が難しかったが補強パーツになる所のアングルです。
CADで切り欠き位置の寸法を追い出し、アングルにマジックでラインを引き、
切断砥石で引いたラインの上を真っすぐ切り込みを入れていき
取り付くアングルにぴったり合うように切り欠き加工を行いました、
アングルどうしに隙間が空かないようにグラインダーで削り、微調整を行いました。
しっかり角度を出して、隙間を無くさないと本溶接時に歪んでコーナーの直角が出なくなるからです。
本体自体の補強アングルですが、組み込み溶接時には直角をしっかり出すための補強の役目もしてくれるのでとても重要です!!
本溶接後は各コーナーの直角を確認し、図面の寸法通りにしていきます。
最後にJ曲げの丸棒を溶接して、仕上げに表面の溶接部のビードカットを行い完成です!
アングルの内側の溶接が結構狭くて大変でした。。(笑)
先日SDGsについて講習会があったので、企業にも
達成に向けた取り組みを求められていることもあり、少し報告がてら
ブログを書いてみようと思います。(ちょっと真面目に)
最近あちこちで耳にする機会が多くなり、知っている方も多いと思うので
詳細は割愛しますが、要は
「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、
世界のみんなで2030年までに解決していきましょう!」
・・・という計画や目標のことです。
というわけで大きく分けて17の目標のうち、自社のステンレス製品を通して
直接もしくは間接的に関係が近いであろう目標を以下の3つに絞ってみました。
① 目標3:すべての人に健康と福祉を
健康や福祉に間接的に手助けできるものとして、弊社では
「握りバー補助手摺」、「バリアフリー手摺」、「懸垂バー」、
「うんてい」などのステンレス製品を作り続けています。
衛生状態、環境汚染の改善など根本的に大きな問題はありますが、
これに関しては製品に使用しているステンレス自体汚れや錆に強い為、
衛生的に使える材料として非常に注目されています。
② 目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
「再生可能エネルギーの取り組みをさらに強化する」ということに関して、
ステンレスはリサイクル性に優れているだけでなく、環境上問題となる物質や、
塩素系有機物も含まれていないため、リサイクル時においても有害なダイオキシンを
発生させません。
尚且つ半永久的な耐久性を備えているため、非常に環境にも優しい材料です。
❝持続可能な消費と生産❞の観点から、上記2つの目標に加え社内でも
ペーパーレス化、工場の照明のLED化を進めています。
「2050年までに今の生活を維持して世界の人口が96億人に達すると、
地球3つ分の天然資源が必要」
こう書かれているように天然資源の枯渇は目に見えている為、
生産者から消費者までが今ある資源をもっと効率的に使う必要があります。
今回自社に置き換えてSDGsを紹介しましたが、どれにも
当てはまらないことをしている企業なんて正直ないと思います。
このSDGsという言葉ができるずっと前から、電気をつけっぱなしにしない、
水道を出しっぱなしにしない、食べ残しをしないなど・・・昔から当たり前に
言われてきたこと。
結局は会社単位ではなくて、一人一人が普段の生活の中でどれだけ意識してやるかが
一番大きな問題のような気がします。
難しいことは置いといて、みんなで身近にできることから始めていきましょう!
プレジャーボートのスターン(後ろ)に、ロッドホルダーをつける
ステンレスバーを取り付けたいとのご相談を受け、今回フルオーダーで
製作させていただきました。
(2022/01/26にご紹介したブログ記事の続きです)
製作を進めるにあたり、手書きで非常にわかりやすい図面を頂きましたので
スムーズに打ち合わせができました。
↓↓↓↓↓↓↓
ご感想と施工後の写真も合わせて送っていただきました。
"ロッドホルダーバーが無事届きました。
梱包を開けて確認致しました。不備は全くありませんでした。
なお予想以上のすばらしい仕上がりで大満足です。
ありがとうございました。
週末にマリーナへ持ち込み取り付けをします。
貴社の宣伝もさせて頂きたいと思います。
今後もオーダーがありましたら利用させて頂きたいと思います。"
海に船を浮かべ、コロナ禍のことは忘れてのんびり釣りをする。
最高の時間ですね!
ご注文ありがとうございました。
今回はビルオフィスの新築現場に納めさせて頂いた
ステンレス製作金物のリポートです!
ほとんど目立ちませんがしっかりと製作させて頂いて
心地いいおしゃれなオフィスの景観つくりに役立たせて頂いています♪
こ
これは壁に取付けられているインフォメーションボードですがステンレスがどこに
使われてるかわかりますか?
そう、枠のちょっと光ってるところがステンレスです。
これはインフォメーションボード枠内の見切としてステンレスの角棒の6ミリ角を
使いそれに壁取付ができるようにアンカープレートをつけて固定しています。
このテレビがかけられたインフォメーションボードも同じように外周をステンレスの角棒を使って
四方枠に加工して固定しています。
ぱっと見ぜんぜんわからない施工事例ですが壁とインフォメーションボード枠の見切りという
重大な任務?遂行中でございます!!
さて、お次も普通は見たつもりでもほとんど記憶に残らねい床面にご注目!
床と壁とのわずかなスペースに鎮座?し、張り付いておりますのが
ステンレスの巾木でございます。
最近はビニールのソフト巾木が文字通り巾><をきかせてますが
やっぱりステンレス製を使うと空間のクオリティーが上がりますね^^
こちらも巾木ですが曲面の壁に納まるようにロール加工しています。
ステンレス巾木も単純に後施工で切板を貼る場合もありますが
今回は先に巾木を取付してボードを後貼りするのでボードがのるように
上部を曲加工した仕様だから巾木も立体的にみえますよね・・・
これはエントランスの受付カウンターですがカウンター上部にあるガラス枠が
オールステンレス製です!
写真では分かりにくいですが枠自体とガラス押さえはフラットバーを使用し
ガラスが入るようにもちろん取り外し可能な着脱式です。
見た感じは内部がどんな納まりになってるかわりにくいので
図面的にはこんな感じになってますよ^^
フラットバーの組み合わせですが化粧建具なのでできるだけ見える方向には
溶接ビードは出さないように組み込み製作しています♪
本体すべてステンレスのフラットバーなので重量もありますが
こうして取り付けられてガラスが入り、まわりも仕上がってオフィスの一部になってる
製品を見るとなんかいつもうれしくなるのであります^^
ということで今回のオフィスビルでのステンレス製作金物レポートは終了ですが
普段は何気なく見て気づかないことも多いいですが既製品ではなく
現場に必要なステンレス製作金物でこれからも皆様のお役に立ち、
社会に貢献してまいりますのでよろしくお願いいたします。
見学後記
それにしても綺麗なオフィスでした!!
こんなオフィスで仕事したら気分も最高で能率上がるんだろうと実感しました!
自分の会社のオフィス?事務所、もうちょっとなんとかせねば・・・・><
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